おそらく、最もバカげた禁止事だと思う。この絵描きは、チルボで新しい壁画の作品を描いていた。私がこの写真を撮ると、周りの人は皆、私に向かって叫んできた。その壁画がまだ完成していないからというのが理由だ。そのために、写真を撮る事はできなかった。

 

「都会を出れば、このような光景はごく当たり前の事だ。」

「北朝鮮当局は、こういう写真を撮られるのをひどく嫌っている。私が、貧困は自分の国も同様に、世界中に存在すると説明したとしても、貧しい人の写真を撮る事を許さない。」

マイケルと他の6人は、ツアーの一環として北朝鮮のレストランを訪れた。そこで、注文をとる事以外は、会話をしようとしない怯えた表情のウェイターの写真をなんとか撮る事に成功した。彼がレストランにいる間はずっとテレビで、プロパガンダが流れていたと彼は話した。レストランにいた他の客は、まるで彼らを見てないように振る舞い、彼らと会話をしようとはしていなかった。

北朝鮮の国外から国内へ入国する事は、厳格に禁止されると公表された。この写真は、マイケルが入国許可として与えられた税関申告の用紙をとらえた物だ。そこには、映画、ラップトップ、本を国内へ持ち込む事は禁止と書かれている。

兵士達がくつろいでいる写真を撮る事は禁じられている。

こんな事は北朝鮮だけだ。私は、テレスタッフと一緒に工場を撮影していた。地元のカメラマン（右側にいる人）は、その間ずっと私達についてきた。その日、政府は私達を撮影するためだけに、このカメラマンを送ったと言うのだ！全く次元が違っている。

キム氏の銅像の後ろ姿の写真を撮る事は禁じられている。非常に失礼な事と考えられているからだ。

この男性は、チルボの海の近くで休憩をしている。ガイドは、西欧のメディアがこの男性は死んでいると言う可能性がある事を恐れて、私にこの写真を削除するように頼んできた。この男性は生きていた。

当局はこの写真は、次の2つの理由により問題があると言っている。1)（ガイドによると）この少年は、帽子をまっすぐに被っていない。2)背景に兵士達が写っている。

北朝鮮でのいかなるアクティビティーにおいて、完璧さというのは、鍵となる。最高レベルの者だけが実際に観客の前でのパフォーマンスのために選ばれる。この妙技のために、空中ブランコで3度回転しなければならない。

北朝鮮で貧困さを見せるのは禁じられているが、裕福さを見せる事もまた大きなタブーとなっている。日曜日の昼下がりの公園で、平壌のエリートの一人が所有するこの車を見つけた。所有者は、バーベキューを楽しんでいた。

多くの人は、田畑まで働きにいくために自転車を何時間もこがなければならないために、とても疲れている。疲れた彼らの写真を撮る事は禁じられている。

このような光景は、北朝鮮でよく見られるが、いまだにこのような写真を撮る事は禁じられている。

順番待ちの列を作る事は、北朝鮮の国技である。