空に浮かぶ謎の赤いボールの正体とは!?

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power lines carry electricity
Source: maternityweek.com

現代では私たちが使う電気はとても離れたところから送られています。そんな長い距離まで電気を運ぶことができる送電線ですが、その電線はいつもむき出しであることを不思議に思った方もいるかもしれません。そう、空を通る電線に近づける人は電線の管理者以外にいないからです。高すぎて私たちには届かないので、すべての電線にカバーをつけるだけ労力とお金の無駄です。参考までに地下に埋められている電線には、地上で生活する私たちを守るためカバーが取り付けられています。そんな空を走る電線ですが時に感電事故が起こります。多くの事故が地上で行われている工事に携わる人やトラクターなどの機材が電線に触れることで起こっています。人やトラクターに電気が触れ、その電磁が地上に流れ込むことにより、人や物が感電してしまうのです。

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birds on wire
Source: maternityweek.com

これで電線に止まる鳥が感電しない理由がわかりますね。電線に触れていても、その触れている物体が地上に接触していなければ感電はしないのです。鳥は地上にいるわけではなく、宙にある電線に止まっているだけ。そのため鳥たち電線に止まっていても感電することはありません。しかし例外があります。鳥が2本の異なる電線にそれぞれの足をかけたり、電柱と電線に片足ずつ足をかけた場合には感電してしまいます。そうならないように、電力会社はそれぞれの電線を十分に距離をもって敷設し、鳥たちが一度に2本の電線に当たらないように配慮しています。少なくともあのボールは鳥のためにつけられたものではありません。渓谷や湖など山間のあの不思議なボールの正体は一体何なのでしょうか。

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