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マイクロソフトの共同創業者、ビル・ゲイツが彼のブログ「GatesNotes」で2014年の4月に公開した「人間を最も多く殺す動物」のリストについて話題になっています。このリストは、各動物が一年間にどれほど多くの人間の死に関わっているかを集計したものです。後に、2016年にビジネス・インサイダー誌、2019年には英国のサン紙がこのリストの更新版を発表しました。これらの中から、人間にとって最も危険な上位15種の動物を見ていきましょう。
15位:サメ、年間犠牲者 6人

映画『ジョーズ』などで恐ろしい生物として描かれることが多いサメですが、実際にはサメによる人間への被害は非常に少ないです。年間で見ると、サメによる犠牲者は平均して6人程度にとどまります。フロリダ自然史博物館の集計によれば、サメによる人間への攻撃事件は年間約100件あります。攻撃するサメの種類は、ホホジロザメやイタチザメなど約30種類に限られています。
14位:オオカミ、年間犠牲者 10人
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オオカミによる人間への攻撃はまれな現象ですが、過去にはインド北部で一度に多くの人々が襲われるといった顕著な事件も発生しています。それにもかかわらず、オオカミによる年間の平均犠牲者数は10人とされ、これは動物による攻撃で第14位に位置づけられています。オオカミはイヌ科で最も大きな種類に分類され、基本的には肉食です。しかし、通常、人間からの挑発や狂犬病に感染している状態など、人間側から積極的に接触を図らない限り、オオカミが人を襲うことはほとんどありません。